タナカワークスのガスリボルバーS&W M500 パフォーマンスセンター コンペイセイテッドハンター10.5インチステンレスver2だ。
この10.5インチステンレスモデルが最もM500の迫力を魅せるものと言えよう。VER2は重量を115％以上増した質感の高いモデル。
タナカのガスリボルバーはペガサスシステムを採用しており、これまでのガスリボルバーと違いシリンダー内にチャージングガスタンク・チャンバーがありパワフルなガスガンである。さらに装弾数も14発なのでオートマチック並みの射撃が可能なのもうれしい。美しくパフ掛けされた冷たく光るステンレスシルバーが素晴らしく美しい。
さてS&W M500はスミス&ウェッソン社が2003年に開発した超大型の世界最強の回転式拳銃である。銃身長は4インチと8インチ、そして「ハンターモデル」と呼ばれる10.5インチのものがあり、使用する弾は.500S&Wマグナムという50口径のマグナム弾である。
この弾は.デザートイーグルの44マグナム弾の約3倍、M92Fの9mmパラベラム弾の5倍の威力を誇るといわれる。
その為、フレームには特大フレームであるXフレームを使用し、本来ならば6発の装弾数も5発に減らしてある。
その威力に比例して発射時の反動も相当なものになっているので、8インチモデルや10.5インチモデルはその反動を抑制するためにあえて2kg前後の重量を持たせている。それでも反動はすさまじく、連続して射撃ができるのは、10発あたりが限界だという。
実用性だけで考えれば威力がありすぎて使い物にならない拳銃に思えるが、人気は高く発売当初は全米から注文が押し寄せ、生産が間に合わなかったという。
なんと言っても世界最強の称号は大きく光るものに違いない。
このモデルは、S&W社のファクトリーカスタム部門『パフォーマンスセンター』がハンティング用として製作した10.5inバレルモデル。
バレルの先端には強烈な反動と発射炎を拡散させ制御するコンペンセターが装備され、バレルの後端上には20ｍｍレールが装備されており、その長大なバレルとともに強烈なインタレストを与えるスタイルだ。
全長465mm、重量1,147ｇ、装弾数13発、メーカー希望小売価格30,240円。