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タナカ モデルガン 九七式狙撃銃 グレースティールフィニッシュ(照準眼鏡装備) |
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タナカのモデルガンの九七式狙撃銃 グレースティールフィニッシュ。
発火可能な金属モデルガンとして製造してきた九七式狙撃銃に、表面仕上げを変更した特別モデルがグレースティールフィニッシュモデルだ。
ストックは木目を際立たせ、少し枯れた渋めのブラウン仕上げとし、機関部分には「歴史が宿る鉄」をイメージしたオリジナル仕上げ”グレースチールフィニッシュ”を施している。
ボルトのみシルバーメッキとなり、初期の手の込んだ三八式シリーズの特徴である白磨きを再現。外見、性能ともに旧日本の軍用小銃ガスボルトアクションの決定版だ。
97式狙撃銃は、三八式歩兵銃の中から精度の良い個体を選別し、狙撃銃として仕上げられた。装着したスコープに干渉しないよう曲げ調整されたボルトハンドルや、その後の九九式にも受け継がれる折りたたみ式単脚を装備。
専用スコープマウントベース装備と専用ライフルスコープを付属。
このモデルのマウントベースは実銃と同じくサイドロック方式でライフルスコープも往時と同じ目当てゴム付きのレティクルも実銃と同様の2.5倍率の照準眼鏡が美しく精緻に再現されている。
97式狙撃銃は、38式小銃の精度の良い銃を選びスコープを装着して遊底に小改良を加えた(ボルトハンドルがスコープと干渉するため下の方に曲げている)タイプであった。
97式狙撃銃は2.5倍のスコープが装着されており、弾薬の火薬の量を少し落としていた。これは発射炎を目立たせないために取られた措置であったが、もともと小口径のライフルであったためより一層隠匿性が高いものになったという。
しかしそれでも有効射程は1000mを誇り、負け戦が続いた対米南方戦線では遅滞戦術による狙撃兵が97式狙撃銃を用い、置き去り覚悟で大きな戦果をを上げたが、狙撃兵も生還することがほとんどなかったといわれる。
さてこのタナカの97式狙撃銃は、美しい木目の木製銃床、レシーバー上部に刻印された菊の御紋と97式の文字はこの銃がかって皇軍に御下賜された装備品である履歴を伺わせる。
また、このモデルの銃床部に木目の境目が見えるのは、なにもタナカワークスの手抜きではない。
これはもともと当時の帝国陸軍が近接戦闘時に銃床で敵を打突する際の強度向上のために合わせ目構造とした為だ。
従ってこの合わせ目は、より本物に近ずける正確な再現である。見やすい照準器やワイヤースチール製の銃支持架(バイポット)なども完全に再現されている。
ボルトの引き具合やクリック感もよい。
また写真一部はやむなく通常のBKカラーのものを掲載しており、グレースティールフィニッシュのものは1、3,4枚目のものです。2枚目ものは形状の参考にしてください。
メーカー希望小売価格:140,000円(税別)
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