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AGMのフルメタル電動ガンのステンMK2。
このモデルは実銃とおなじフルオート機能のみで、装弾数は55発、固定ホップでバッテリーはスティックタイプが対応する(バッテリー別売り、ストックパイプ内に収納される。但しニッケル水素バッテリーはセル径が若干大きいので少し挿入に若干無理がありそうですが、ニッカドバッテリー等は問題ありません)。
また今まで既存のモデルガンやガスガンでも実現されていなかった、マガジンインジェクターをを90度回転してマガジンを装填する仕組みも、そのままに再現されている。(これは実機がカートリッジ装填部に異物が混入して作動不良になる事を防止する機構だ)。別売りスペアマガジン2,480円。
さて実機のステンMk2は、徹底して簡略化された簡易構造とプレスによる大量生産を企図したもので、その外見たるや、さながら水道管用の金属パイプに銃身と引き金と弾倉を取り付けたかのような、不格好で奇怪な姿だったのである。生産性向上のため工作省力化を重視した結果ではあったが、機能美に優れたMP40とはおよそ正反対の代物で、いかにも外見より実質を重んじるイギリスらしい兵器ではあった。
初めて目にした将兵はあまりの簡易構造のみすぼらしさに、臭い銃を意味するステンチガンと呼んだといわれる。また使用弾もドイツ軍の規格であった9mmパラベラム弾をそのまま採用し、鹵獲した弾薬をそのまま使用できるという設計も織り込まれていた。、SASやコマンドといった特殊部隊の装備として、またドイツ軍の占領地域で抵抗活動を展開していたレジスタンスへの供与火器として利用されていたという。不格好であったが、英国の窮状をしのがせたこの名銃を、AGMがフルメタル電動ガンとしてモデルアップ。
今まであまりにスマートすぎる構造のため、電動メカボックスの収納に無理があり、フィールドで電動ガンとしての運用が無理であったが、昨今の技術革新で、リアルで迫力ある精緻さで電動ガンとして再現されている。
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