タナカワークスのガスリボルバーM500マグナムハンター6.5インチ ステンレスシルバー マグナムハンターだ。
タナカのガスリボルバーはペガサスシステムを採用しており、これまでのガスリボルバーと違いシリンダー内にチャージングガスタンク・チャンバーがあり大変パワフルなガスガンである。さらに装弾数も12発なのでオートマチック並みの射撃が可能なのもうれしい。このモデルの6.5インチはバレルの先端にコンペンセイターが装備され、迫力あるビッグリボルバースタイルとなっており、最強のマグナムリボルバーのM500の威容にふさわしい。また、アウターバレルにスコープマウントベースが標準装備されているので、ピストルスコープやドットサイトを装備するには大変都合が良い。
さてS&W M500はアメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社が2003年に開発した超大型の世界最強の回転式拳銃である。使用する弾は.500S&Wマグナムという50口径のマグナム弾である。この弾は.デザートイーグルの44マグナム弾の約3倍、M92Fの9mmパラベラム弾の5倍の威力を誇るといわれる。その為、フレームには特大フレームであるXフレームを使用し、本来ならば6発の装弾数も5発に減らしてある。その威力に比例して発射時の反動も相当なものになっているので、実用性だけで考えれば威力がありすぎて使い物にならない拳銃に思えるが、人気は高く発売当初は全米から注文が押し寄せ、生産が間に合わなかったという。なんと言っても世界最強の称号は大きく光るものに違いない。
このモデルのハンターモデルは、スミス＆ウェッソン社のカスタムガン部門であるパフォーマンスセンターがカスタムしたM500をベースとしてモデルアップされた大型獣のハンティングを意識したもので、携帯性の良い6.5インチバレルに、リコイルとマズルジャンプを低減させるマズルブレーキ・コンペンセイターを組み合わせ、バレル基部にドットサイトなどを装着するためのマウントベースが一体化されている。
全長363ｍｍ、重量1150ｇ、装弾数12発、メーカー希望小売価格税別28,000円。